基本的な集会の進め方

これで安心!マンション管理ガイド

集会の進め方

ここでは、一般的な集会の進め方について紹介します。ただし、マンションごとによって違いがありますので、必ずしもこの進め方が正しいとは限りません。自分のマンションに合うように適宜変更してください。

1.開会あいさつ

あらかじめ任命されていた司会者が開会宣言をした後、理事長があいさつを行います。理事長は引き続き「出席者・議決権数の確認」を行ってもかまいません。

2.出席者・議決権数の確認

集会に参加できなくとも、議案の賛成・反対の委任状や議決権行使書を出す方もいるため、出席者数と議決権数が一致するとは限りません。議決の際の混乱を防ぐためにも、はじめに出席者数と議決権数を明らかにし、全員に伝えておきます。

3.議長・議事録署名人の選出

議事の進行と議事録を作成する役割を持つ議長は、ほとんどの場合、理事長が務めます。作成された議事録を確認し、正当なものであると判断した場合にサイン、押印するのが議事録署名人です。署名人は挙手によって2名募りますが、希望者がいない場合は司会者の推薦によって選出します。

4.採決方法の確認

ほとんどの場合挙手制になります。採決を拍手によって決める場合もあるようですが、賛成・反対の数を適切に判断できない可能性が高いためおすすめできません。

5.議案の審議

議案説明や質疑応答、決議を行います。いくつかの議案を審議する必要があり、時間が長引く場合は、出席者の集中力を維持させるために休憩時間を入れましょう。

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