防犯グッズ・設備を用いた防犯対策

これで安心!マンション管理ガイド

物理的な防犯対策

安心できるマンション生活には適切な管理はもちろん、防犯対策が欠かせません。多くの場合、不審者は共用部分を通り専有部分へと侵入します。そのため、共用部分の防犯対策をしっかりと行うことで、マンション住民が犯罪に遭う可能性を低くすることができます。ここでは、道具や設備を利用した物理的な防犯対策をご紹介します。

オートロックを導入する

マンションの玄関ドアにオートロックを導入すると、マンションと無関係な人の立ち入りを制限できるため、不審者の侵入防止に役立ちます。ただし、これだけでは完全に犯罪を防げるという訳ではありません。油断することなく他の方法も効果的に使い、より一層の防犯対策を行いましょう。

防犯カメラを設置する

マンション入り口や廊下・階段、エレベーターなどに防犯カメラを設置することで、不審者に対して大きなプレッシャーを与えることができます。なお、形だけで撮影機能を持たないダミーカメラは、分かる人には分かってしまうため、値段が本物に比べて安いといってもおすすめできません。

人通りが少ない場所にセンサーライトを設置する

マンション内外に死角や人通りが少ない場所がある場合、不審者がそこを通ってマンション内に入り込むケースがあります。そのような場所の防犯対策にはセンサーライトが役に立ちます。不審者に対して隅々まで防犯対策が行き届いていることを印象づけることができ、犯行意欲を削ぐことができます。

階段・廊下の照明を明るくする

夜に照明が暗いと住民が不審者に気づきにくいため、不審者の侵入を許しやすくなります。階段・廊下の照明が暗い場合は、明るいタイプのものに変更しましょう。また、照明が切れたら、放置せずに速やかに交換することが大切です。

住民一人ひとりが防犯意識を高く持つことも必要

共用部分の防犯対策をしっかりと行っていても、完全に犯罪を防げるという訳ではありません。住民一人ひとりが、防犯に対する意識を強く持ち、専有部分のドアや窓の鍵を防犯性の高いものにするなどの工夫も大切です。防犯意識を高めるために、掲示板や廊下に防犯ポスターを張り出しておくのも良いアイデアです。

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