良い管理員と、そうでない管理員を判断するポイント

これで安心!マンション管理ガイド

管理員のチェックポイント

マンションの住民をサポートしてくれる管理員ですが、住民の中には「うちの管理員はちゃんとしているのかわからない」といった方もいるかもしれません。ここでは、管理員をチェックするときに役立つポイントを紹介しています。

”よい管理員”と判断するための5つのポイント

1.清掃をしっかりと行っているか?

清掃のチェックを隅々まで行ってみましょう。特に重要なのは玄関。玄関をきれいにしているということは、住民はもちろん、外来者も気持ちよく迎えようとする心配りの表れだからです。心配りのできる管理員は、マンション住民にとってなくてはならない存在になります。

2.誰とでも分け隔てなく接しているか?

人の好き嫌いがあるのは管理員も同じ。しかし、嫌いな住民に対して露骨な態度をとるようでは、管理員として問題です。誰とでも、公平に接しているかを確認してみましょう。

3.報告を怠ることがないか?

管理員の業務の中に、報告連絡業務があります。管理員はいわば、管理組合と管理会社のパイプ役といえるでしょう。両者が共有しておくべき情報が正確に報告されていないと、後になってさまざまな問題が表面化してきます。管理員がしっかりと報告連絡業務を果たしているかを確認しておきましょう。

4.モノの管理をしっかりしているか?

管理員は鍵や書類の保管に携わることが多くあります。度々、鍵や書類を紛失しているような管理員は要注意。モノの管理をしっかりできない管理員は、ほかの仕事でもミスを重ねる傾向が高いようです。

5.外来者に声掛けをしているか?

管理員の業務範囲に警備は入っていないため、高望みすることはできませんが、外来者が来たときに一言声を掛ける管理員が望ましいといえます。声を掛ける人がいることにより、不審者がマンション内に入りにくくなるため、不測の事態を未然に防げる可能性が高まるからです。

管理員に感謝の気持ちを持つ

住民の中には、管理員に私的な用事の命令や、きつい物言いをする方もいるようです。そのことで管理員のモチベーションが低下し、業務がおろそかになり、さらなる悪循環を招くということがあります。時には管理員に感謝の意を示し、管理員のモチベーションと住民との良好な関係を保ちましょう。

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