ペット禁止マンションで動物を飼っているときの問題と解決方法

これで解決!マンショントラブルガイド

ペット禁止なのに、飼っている人がいる

マンション規約に「ペットの飼育禁止」と規定されているのに、隠れて飼うことにより、トラブルに発展するケースはよくあります。飼いたくても我慢している住人やペット禁止だから住んでいる住人もいますので、慎重に対処しなければいけません。

解決策

規約をしっかり確認する

まずはマンション規約を見直してみましょう。全面禁止ではなく、条件付きで認めている場合もあります。ペットを飼うつもりはなかったから、意外と見落としていたということもありえます。

管理組合に相談する

規約を確認したら管理組合に相談します。ほかの住人に迷惑がかかっていなければ黙認しているケースもありますので、自分が迷惑しているか、していないかによって管理組合の対処も変わってくる場合があります。また、ほかの住人の意見を聞いた上で対処が決まり、厳しい対応となれば「退去」か「処分」となっていますが、現実は難しいでしょう。その場合は、一代限りの飼育を認めるといった対策を講じているマンションもあります。

マンション規約を変える

規約は、住民の4分の3以上の同意が得られれば変更することができます。自分も含め、ほかの住人も実はペットを飼いたかったという場合もありますので、理事会を通し、総会で規約改正の賛否をとるというのも一つの方法。

ポイント

マンション購入時は将来も考える

ペットは一度飼ってしまうと、家族の一員として感情が移入してしまします。そのためトラブルを簡単に解決することは難しいのが実情。今は飼いたくなくても、将来飼いたくなる時が来るかもしれないので、マンション購入の際は、そういった面での検討も必要です。

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