マンション居住者のほとんどが高齢者だった場合の組合運営や、住民に無茶な要望を出されたときの対処法

これで解決!マンショントラブルガイド

組合運営におけるトラブル

マンションでの生活や管理になくてはならない管理組合ですが、その業務内容から、進んで引き受ける人が少ないというのが現状です。そのため、多くのマンションでは推薦や、順番を決めるなどの方法で理事を選ぶことがほとんどです。

トラブル例と解決策

管理会社に委託せず自主管理で組合運営を行う場合、マンション居住者のほとんどが高齢者で、自主管理に限界を感じるということもあるでしょう。総会を開いても半分以上が委任状となり、理事の役割や任務への意識が薄れて問題が起きない限り管理組合の運営には関心を持たない、という住民も多くいると思います。
そのような場合は一度、理事会の運営ルールを見直す、または、専門家に相談してみましょう。理事長代行を依頼するというのも、ひとつの手段です。

ポイント

上のケースとは反対に、住民が無理難題を要求してきた場合、まずは相手の意見や要求をよく聞き、丁寧に対応することが大切です。マンション管理について熱心に考えている住民が味方になれば、今後の理事候補やパートナーとして、心強い存在になります。対立するような言い方や対応は避けましょう。また、自分たちで解決できなければ、管理会社や専門家に相談するのもひとつ。的確なアドバイスにより、住民が納得するような解決策を提案してくれます。

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