合意形成を行う際の3つの段階

これで円滑!マンション建替えガイド

建替え決議までの「3つの段階」

「マンション建替えへの合意」といっても、すべての合意を一度に得るわけではありません。段階的に合意形成を高めていき、マンション住民が完全に納得できる形でマンション建替えへの意見を一致させる必要があります。
ここでは建替え決議までを3つの段階に分けてご紹介します。

建替えの発意 STEP1.準備段階 STEP2.検討段階 STEP3.計画段階 建替えの決議

1.準備段階

一部のマンション住民から建替えの提案がされ、その意見に賛同する有志により建替えを行うための基礎的な検討を行う段階です。建替えの提起のため、基礎的な検討や勉強会が自主的に行われます。
また、管理組合の集会において建替えの検討についてマンション住民の合意を得ることで、正式な検討組織を設置することが可能になります。

2.検討段階

管理組合として、建替えの必然性、建替えの構想を立て、「建替えが必要であり、建替え計画を行うこと」についての合意を得る段階です。また、大規模修繕・改修との比較も行います。
検討を行った結果、建替えではなく大規模修繕や改修を行うことで決議される場合もあります。

3.計画段階

管理組合として、建替え計画を策定しながら建替えを前提とした合意を得る段階です。
建替え計画を前提とした建替え決議がされれば、建替え事業に着手することが可能です。

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