東京都防災・建築まちづくりセンターから派遣されるアドバイザーについて

これで円滑!マンション建替えガイド

分譲マンション建替え・改修アドバイザーについて

建物の安全・安心を目的にさまざまな支援事業を行っている(財)東京都防災・建築まちづくりセンターでは、管理組合によるマンションの建替えをサポートするアドバイザーを派遣しています。東京都に所在する分譲マンションの管理組合または区分所有者は、このアドバイザー派遣制度の申し込みが可能です。建替えか改修かを迷っている場合、住民の勉強会を行う際に講師に困っている場合など、アドバイザーが協力してくれます。

派遣制度には、必要な法律や税制、公的な支援のアドバイスを行ってくれるAコースと、建替えか改修かの比較検討のために検討書を制作してくれるBコースがあります。

※このページでは東京都を例にして情報をご紹介しています。

利用の流れ

Aコース 入門編

建替えか改修かの検討を進めていくために、必要な法律や税制、公的な支援などについてアドバイスを行うコースです。
管理組合および区分所有者より、(財)東京都防災・建築まちづくりセンターの区市分譲マンション担当まで申し込みをします。申し込みから3日以内に、派遣料の払い込みと資料の送付が必要です。

申し込み後、防災・建築まちづくりセンターよりアドバイザー名と訪問日を記載した派遣書が送付され、記載日程にアドバイザーが訪問します。

申し込みできる方 : 区分所有者または管理組合

コース 業務内容 派遣料(税込み/テキスト代が別途かかります)
A-1 建替え入門 マンションの建替え円滑化等に関する法律・税制・公的な支援等の説明を行います。 13,650円
A-2 老朽度判断・建替えと修繕費用対効果の説明 マンションの建替えか修繕かの判断をするためのマニュアルの説明を行います。 13,650円
A-3 合意形成の進め方 マンションの建替えに向けた合意形成に関するマニュアルの説明を行います。 13,650円
Bコース 検討書の作成

建替えか改修かの比較検討のために、現在のマンションの現況や法規制に関する確認を行った上で検討書(簡易的な平面図や立面図等、費用概算など)を作成して説明します。
また、検討書の作成には竣工図または確認申請図書の副本が必要です。

管理組合および区分所有者より、(財)東京都防災・建築まちづくりセンターの区市分譲マンション担当まで申し込みをします。申し込みから5日以内に、派遣料の払い込みと振込み写しの送付、原則2ヶ月以内にセンターからアドバイザー名を書いた派遣書の送付が必要です。

申し込み後、防災・建築まちづくりセンターよりアドバイザーが現地調査の訪問日程を調整し、現地調査(簡単な説明会)、訪問、検討書の説明を行います。

申し込みできる方 : 管理組合

コース 業務内容 検討書の内容 派遣料(税込み)
B-1
  • 既存不適格の判定
  • 建替え計画および総合設計制度を活用した建替え計画
  • 改修計画書の提示
  • 既存不適格のチェック
    および総合設計精度の可能性の検討資料
  • 改修計画案
    (現地調査の結果、共有部分、専有部分)
  • 建替え計画案(計画概要表等、配置図兼平面図、立体図、日影図および透視図、事業費用概算など)
  • 総合設計制度建替え計画案(計画概要表など、配置図兼平面図、立面図、日影図および透視図、事業費用概算など)
298,200円

~ B-1を分割する場合のコース ~

コース 業務内容 派遣料(税込み)
B-2 既存建物不適格の判定および総合設計制度の活用の可能性の検討
(B-1を分割する場合のコース)
65,100円
B-3 建替え計画(総合設計制度の検討を含まず)案の提示
(B-1を分割する場合のコース)
126,000円
B-4 総合設計制度を活用した建替え計画案の提示
(B-1を分割する場合のコース)
163,800円
B-5 既存建物不適格の判定
建替え計画および総合設計制度を活用した建替え計画案の提示
221,550円
B-6 改修計画案の提示 84,000円

※このページは2012年11月時点の情報をもとにしています。最新の情報やご利用についてはご自身でお調べください。
※このページでは東京都を例にして情報をご紹介しています。

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