修繕工事を行う期間の決め方について

これで成功!大規模修繕徹底ガイド

工事の実施期間

修繕工事は長期に渡って行われるため、その間マンション住民の生活に影響が出てしまいます。それがもとでトラブルが発生する可能性もあるので、事前に説明会や広報誌の配布などできちんと住民へ知らせておきましょう。

工事の期間

工事には通常3カ月から4カ月以上かかってしまう上に、施工会社の連休とかぶってしまうとその間工事がストップしてしまいます。また、作業がない間も足場やシートがそのままになっているので、住民にとって負担になることも考えられます。管理組合や専門委員会が希望の期間や時期を設定することも可能ですが、効率的に工事を進めるためにも業者との細かい打ち合わせが必要です。

工事を行う時期

外壁工事を行う間、マンション全体はシートや足場で覆われることになるため、風は通らず窓を開けることもできません。クーラーを使用できない場合もあるので、夏に外壁工事を行うと住民の生活や健康に大きな被害が出る恐れがあり、雨や湿気の多い時期に塗装工事をしてしまうと塗料が乾きにくくなります。そのため、春や秋に工事を行うマンションが多いようですが、夏や冬は工事の少ない時期ということで、修繕費が安くなる可能性もあります。どの季節に工事を行うかは管理組合でよく話し合い、住民の理解を得て決めましょう。

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