敷地内の街路樹や芝生などの維持管理について

これで成功!大規模修繕徹底ガイド

緑地の修繕

緑地は住宅の日照を調整するとともに、防塵の役割もあります。また、自転車置き場などの併設で景観が損なわれる場合の目隠し、プライバシー保護などのさまざまな目的に使用され、美しい景観を保ちます。
しかし、一度手入れを怠ってしまうと美観を著しく損ねてしまいます。定期的に樹木の枝切りや芝生の刈り込みなどを行うようにしましょう。

修繕の内容と目安

芝生

年に2・3回の刈り込みと除草を行います。梅雨時期には病害虫が出る可能性もありますので、薬剤防除などの処置を行ってください。また、3年に一度程度、目土がけを行うことも必要です。

街路樹

1年に一度程度、枝切りを行います。同時に支柱の点検も実施するとよいでしょう。

生け垣・低木

葉を密に茂らせるため年に2回程度の刈り込みを行います。この刈り込みを怠ると葉つきが悪くなったり高く成長してしまったりし、見た目がよくありません。また、年に一度程度施肥を行ってください。

薬剤防除

病害虫の発生状況や除草の必要性を考えて選択を行いますが、正しい使用方法で使用しなければ居住者に被害を与えてしまうことも考えられます。できれば、防除の専門会社に委託する方が安心でしょう。

樹木の管理計画

緑地を枯らさないための管理は最低限必要ですが、植物を増大させたり土地利用の変更によって移動させたりということも長期的な視点では必要です。
また、緑地の管理に関連する柵の設置や支柱の取り替えなども、景観をよくするために効果的です。そういった植栽を引き立てる手入れについても計画の中に折り込み、きれいな緑地づくりを心がけましょう。

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