住民同士の団結が難しいマンションの特徴と、その解決方法について

これで成功!大規模修繕徹底ガイド

団結が難しいタイプのマンション

大規模修繕工事のプロジェクトを進めていくためには、住民が団結して協力し合うことが重要ですが、中には団結することが難しいケースがいくつかあります。そのような場合でも諦めず、住民の協力を得られるよう努力しましょう。

リーダーシップを発揮する人がいないマンション

管理組合や専門委員会のメンバーの中に、大規模修繕の計画を力強く推し進める人がいないと、なかなか計画が前に進まず住民の団結を促すことも難しくなります。また、修繕やリフォーム工事に関する知識を持つ人が全くいない場合は、メンバーの勉強が必要となってきます。このような場合でも、組合員や委員同士で協力し合って確実に計画を進め、住民からの質問や意見に対しても細かい対応をすることで、住民の協力を得ることができるでしょう。

大規模マンション

関係者の数が多くなればなるほど、全体の団結・合意を得ることは難しくなりますが、こまめな説明会の開催や、広報紙を頻繁に発行するなど、管理組合の努力次第では、大規模マンションでも団結して大規模修繕工事を進めていくことが可能となります。

賃貸目的で所有している区分所有者が多いマンション

賃貸目的の区分所有者が多いマンションでは、実際にそのマンションに住んでいないため説明会への参加率が悪く、マンションの老朽化による弊害を肌で感じることが出来ないため共通意識を持つことが難しくなります。そのような場合は不参加者へ説明会資料や広報紙を送付するなどして、大規模修繕工事に対する関心を高めてもらいましょう。

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