修繕する内容を確認する時は長期修繕計画標準仕様を参考に

これで成功!大規模修繕徹底ガイド

修繕内容を整理する

竣工図面によるマンションデータの収集や、管理部分を把握しただけでは、長期修繕計画としては不十分です。より正確な長期修繕計画を作成するためには、修繕箇所や修繕方法、修繕時期を明確にし、整理することが重要となります。

長期修繕計画標準様式を参考にする

マンションの修繕箇所を確認する際は、国交省のホームページで公開されている「長期修繕計画標準様式」を参考にしましょう。自分たちのマンションの修繕項目を標準様式に照らし合わせてチェック。標準様式にのっていない項目がある場合は、その修繕箇所を追加することも忘れずに行いましょう。同時に、現状のマンションの仕様がどのようなものであるかを把握し、修繕時にどのような方法で修繕するかも検討しておきます。例えば、屋根の防水において新しい工法ができた場合は、その工法で修繕する、といった具合です。
修繕内容の確認ができたら、修繕する時期についても確認します。こちらは実際にマンションを目で見ることが大切。マンションの現状と、部材の仕様材料やマンションの立地条件などを考慮して修繕時期を設定しましょう。

長期修繕計画を表にまとめる

修繕内容や時期の話し合いがまとまったら、長期修繕計画表として表にまとめましょう。長期修繕計画表を作成することで、各年度における修繕内容が明確になり、住民にも周知しやすくなります。

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