大規模修繕の内容に反対する人への対応方法について

これで成功!大規模修繕徹底ガイド

反対する人への対応

大規模修繕工事の計画を進めていく上で、すべてが全員賛成のもとに進められるということはありません。反対する人や無関心な人がいて当たり前ですが、そういった人を無視して進めていたのでは、よい大規模修繕工事とはいえないでしょう。疑問点や反対する理由、意見などをよく聞いて、できる限り理解を得られるような努力が必要です。

丁寧な説明や説得がポイント

役員や住民全員の合意のもと、大規模修繕工事を進めていくことができれば一番いいのですが、なかなかそうはいきません。修繕積立金の値上げや一時金の徴収などについては多数の反対意見が想定されますし、大規模修繕工事そのものに無関心な人もいるでしょう。また、最初は少数の反対意見だったものが、その後の進め方次第では、多数の反対意見に発展してしまう恐れもあります。急いで計画を進めず、時間がかかっても全員賛成のもとに計画を進めていくことが、良い結果につながります。

住民に納得してもらうためには

一人から出てきた疑問は、実は多くの人が同じように抱いていた疑問かもしれません。疑問点はそのままにせず、納得してもらえるまで丁寧に説明を行いましょう。場合によっては、わかりやすい説明資料を準備する、個別に訪問して説明を行い、理解を得ることも大切です。なぜ反対なのか、その理由を細かく聞くことによって、解決の糸口が見えてくることもあるでしょう。

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