雨漏りとひび割れの原因とその修繕方法をご紹介

これで成功!大規模修繕徹底ガイド

外壁の防水

マンションの外壁はコンクリートやモルタルの上に、仕上げ材の塗装(またはタイルで覆う)が施されています。また、窓まわりをはじめ、漏水しやすい箇所には目地防水を施して雨の浸透を防いでいます。

ひび割れと雨漏り

雨漏りはコンクリートのひび割れが原因だと思われがちですが、実際は目地の防水材が劣化し、ひび割れたりはがれたりすることで生じるケースがほとんどです。このひび割れが0.2~0.3mm以上になると雨漏りが発生しやすいといわれています。

ひび割れの修繕方法

ひび割れが起こった場合の修繕方法として、代表的な方法は以下の2種類です。

(1)ひび割れが起こった箇所に樹脂やエポキシ樹脂を注入する工法

注入口を穿孔し、内部に樹脂やエポキシ樹脂を直接注入します。損傷部を樹脂(エポキシ樹脂)で充填させることができ、強固に一体化させることが可能です。

(2)ひび割れ箇所をカットし、シーリング材を充填する工法

ひび割れ箇所が大きい場合に用いられる工法です。ひび割れた箇所をU字(またはV字)にカットし、そこにシーリング材を充填します。U字(またはV字)にカットすることによって、シーリング材の接着面積が大きくなり、補強効果が高まります。

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